愛犬と暮らしていると、
「最近やたら毛が抜ける…」「この抜け毛はいつまで続くの?」と感じることがあります。

犬の毛が大量に抜ける原因の多くは「換毛期」によるものです。
部屋の掃除やブラッシングに悩む飼い主さんも少なくありません。

私たち獣医監修のペットシッターサービスである「Olive Sitter(オリーブシッター)は、年間1万件以上のご家庭でペットのお世話を行っており、日々のケアの現場から多くの知見を得ています。

この記事では、プロの視点を交えながら、

そこで本記事では、

犬の毛が抜けやすい時期

換毛期はどれくらい続くのか

抜け毛が増える理由

✅ プロのシッターが教える抜け毛が多いときの具体的なケア方法

についてわかりやすく解説します。

 

犬の毛が抜ける時期は「春」と「秋」

犬の被毛には、皮膚を守る硬い毛質のオーバーコートと、体温調整をするふわふわとした毛質のアンダーコートがあります。
この2種類の毛を持つ犬種は「ダブルコート」と呼ばれ、春と秋に大量に毛が生え替わる換毛期があります。 

(1)春(3月〜5月頃)

冬の寒さから体を守っていた冬毛が抜け、通気性の良い夏毛に生え替わる時期です。冬毛は密度が高いため、特に抜け毛が増えやすくなります。

(2)秋(9月〜11月頃)

秋になると、寒い冬に備えて冬毛が生えてくる時期です。古い毛が抜けながら、ふわっとした密度の高い毛に変わります。

犬の換毛期はいつまで続く?

犬の換毛期は、一般的に2週間〜1ヶ月程度続くといわれています。
ただし、犬種や生活環境によって期間や抜け毛の量は変わります。

🐕‍🦺 犬種による違い

ダブルコートの犬種

柴犬ポメラニアンコーギーゴールデンレトリバーなど、ダブルコートの犬種は、季節ごとに大量に毛が生え替わります。

シングルコートの犬種

トイプードルマルチーズヨークシャーテリアミニチュアシュナウザーなどのシングルコードの犬種は換毛期がはっきりせず、毛が抜けにくい犬種と言われています。

🌿 生活環境による影響

空調設備が整った室内で長時間過ごすことや、照明が一日中点いていること、散歩の時間や頻度が少ないことで季節の感覚が鈍る犬もいます。
そのため、換毛期が長く感じたり、一年を通して少しずつ毛が抜けることもあります

抜け毛が少ない犬種については、毛が抜けない犬種ランキング【2026年最新版】で詳しく紹介しています。

換毛期の抜け毛ケアのポイント

換毛期には、アンダーコートを取り除くためのブラシを使う飼い主さんも多く見られます。

代表的なブラシには次のようなものがあります。

・アンダーコートリムーバー

・スリッカーブラシ

・ピンブラシ

アンダーコートリムーバーは、換毛期に抜けかけている毛を効率よく取り除くことができます。
ただし、使い方によっては皮膚を傷つけてしまうことがあるため注意が必要です。

強くこすりすぎると

・皮膚を傷つける

・必要な被毛まで抜いてしまう

といった、トラブルにつながる可能性があるので、注意が必要です。

プロのシッターが教える抜け毛が多いときの具体的なケア方法

換毛期は毛が抜けやすいだけでなく、皮膚トラブルも起きやすい時期です。
そのため、愛犬の様子を見ながら無理のないケアを行うことが大切です。

ワンランク上の獣医監修ペットシッターサービス「Olive Sitter (オリーブシッター)」では、ピンブラシを使って毛並みを整えるように、やさしくブラッシングを行っています。
ブラシの種類や力加減によっては皮膚を傷つけてしまうこともあるため、その子の被毛や皮膚の状態を確認しながらケアをしています。

実際のシッティングでは、換毛期には次のようなポイントを意識しています。

✅ 散歩前後に軽くブラッシング
✅ 首・脇・お尻まわりなど、毛が絡まりやすい部分をチェック
✅ 赤みや湿疹など、皮膚トラブルの有無を確認
✅ 乾燥しやすい場合は保湿ケアを取り入れる

ブラッシングは抜け毛対策だけでなく、体の状態を確認する大切なお世話のひとつです。

💧皮膚の状態:保湿が鍵

換毛期の抜け毛量には、「皮膚バリア機能」も関係しています。
皮膚が乾燥すると毛根が弱まり、被毛が抜けやすくなることがあります。

そのため、ブラッシングによるケアだけでなく、保湿スプレーなどで皮膚の乾燥を防ぐことも大切です。

特に乾燥しやすい季節やブラッシング後は皮膚の水分が失われやすいため、軽く保湿しておくことで皮膚と被毛のコンディションを整えやすくなります。

💡オリーブシッターコメント

ブラッシング後に保湿スプレーを使うと、被毛のまとまりが良くなり、静電気による絡まりも防ぎやすくなります。

また、ケアは外側だけでなく内側から整えることも大切です。

オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)やビタミンEは、毛根の炎症を抑え、健康的な被毛の維持をサポートするといわれています。
こうした栄養素を含むサプリメントを取り入れるのもひとつの方法です。

 

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犬の抜け毛が多すぎる場合に考えられる原因

✅ 毛が一部だけごっそり抜ける

✅ 円形に毛が抜ける

✅ 皮膚が赤い

✅ フケが多い

✅ かゆがっている

このような場合は、皮膚炎、アレルギー、寄生虫、ホルモンバランスの異常の可能性があります。
心配なときは早めに動物病院へ相談しましょう。

換毛期の抜け毛掃除のコツ

換毛期になると、部屋のあちこちに抜け毛が溜まりやすくなります。
掃除をするときは、毛を舞い上げない順番を意識すると効率よくきれいにできます。

おすすめの順番は次の通りです。

1.フロアワイパー

2.掃除機

いきなり掃除機をかけると、風で毛が舞ってしまうことがあります。

先にワイパーでゆっくりと動かしながら毛を集めてから掃除機をかけると、抜け毛を効率よく取り除くことができます。

また、換毛期は次の場所に特に毛が溜まりやすいため、こまめに掃除しておくと快適に過ごせます。

・ソファ

・ラグ

・ベッド

粘着クリーナー(コロコロ)を使うと、布製品についた抜け毛も簡単に取り除くことができます。

換毛期のお手入れはプロに任せるのもひとつ

📌 オリーブターではペット周辺掃除標準サービス

オリーブシッターでは、ペットのお世話だけでなく、ペットが過ごす場所を整えることも大切なお世話のひとつと考えています。

旅行や出張などで長時間お世話ができない場合は、ペットシッターに依頼するという方法もあります。

🧹 シッティングで対応していること

オリーブシッターでは、シッティングの中でペット周辺の簡単なお掃除にも対応しています。

たとえば、こんなこともお任せください。

✅ お留守中にたまった抜け毛のお掃除(掃除機・粘着クリーナーなど)
✅ もしもの吐き戻しや汚れのお片付け
✅ブラッシングによる抜け毛ケア

 

🛌 ペットホテルと迷ったときは

「ペットホテルとどちらがいいの?」と迷う飼い主さんも多いかもしれません。

ペットホテルとペットシッターの違いや、それぞれに向いているケースについては、『ペットホテルとペットシッターの違いの記事で詳しく解説しています。

 

Q.犬の換毛期はどの犬種でもありますか?

いいえ、すべての犬種に明確な換毛期があるわけではありません。
柴犬やコーギー、ポメラニアン、ゴールデンレトリバーなどのダブルコートの犬種は、春と秋にアンダーコートが生え替わるため、換毛期に抜け毛が増える傾向があります。

一方、トイプードルやマルチーズ、ヨークシャーテリアなどのシングルコートの犬種は、はっきりとした換毛期がなく、毛が少しずつ生え替わるため抜け毛が比較的少ないといわれています。

Q犬の換毛期は何ヶ月くらい続く?

犬の換毛期は、一般的に2週間〜1ヶ月程度続くことが多いといわれています。
ただし犬種や生活環境によって個体差があり、室内で暮らす犬の場合は、換毛期がはっきりせず、数ヶ月かけてゆっくり毛が生え替わるケースもあります。

特にダブルコートの犬種では、春と秋の季節の変わり目に抜け毛が増えやすくなります。

Q換毛期は毎日ブラッシングしたほうがいいですか?

はい、基本的には、愛犬の被毛のタイプや皮膚の状態に合わせて行うことが大切です。

ダブルコートの犬種では、換毛期に毎日軽くブラッシングすることで抜け毛が溜まりにくくなります。
ただし、力を入れすぎたり、長時間ブラッシングすると皮膚に負担がかかることもあるため、様子を見ながら短時間で行うのがおすすめです。

Q換毛期にシャンプーはしたほうがいいですか?

はい、シャンプーをすることで、抜けかけている毛が落ちやすくなり、被毛のコンディションを整えることにつながります。
ただし、洗いすぎると皮膚が乾燥することもあるため、
頻度は月1〜2回程度を目安に、皮膚の状態や犬種、生活環境に合わせて調整しましょう。
シャンプー後はしっかり乾かし、必要に応じて保湿ケアを取り入れると、皮膚と被毛のコンディションを保ちやすくなります。

Q換毛期で部分的に毛が抜けることはありますか?

換毛期には毛が大量に抜けるため、被毛が全体的に薄く見えることはあります。
しかし、通常の換毛期で一部だけ円形に毛が抜けることはほとんどありません。
皮膚が赤い、フケが多い、強くかゆがっているなどの症状が見られる場合は、皮膚炎やアレルギーなどの可能性もあるため、早めに動物病院へ相談することをおすすめします。

Q犬の抜け毛が多いのは換毛期以外でも起こりますか?

はい、換毛期でなくても犬の毛が抜けることはあります。特に室内で暮らしている犬は、エアコンや照明などの影響で季節の変化を感じにくく、一年を通して少しずつ毛が抜けることもあります。
また、皮膚の乾燥やストレス、体調の変化などが影響して抜け毛が増えることもあります。

まとめ|オリーブシッターが伝える犬の換毛期ケア

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