こんにちは!Olive Sitterです。
忠実で、愛らしいわんちゃんはあなたに対して深い愛情を抱いていています。
夜、飼い主の夢を見るほどに愛情深い犬もいるそうです。
だからこそ、犬にとって独りの時間はとても辛いものです。
私のわんこはちょっとトイレのために席を外すだけでも悲しいみたいです。
目を大きく開き、クンクンと鳴くその姿は、もう2度と会えないとでも考えているかのようです。
なぜ犬はご主人様がきちんと帰ってくることが分からないのでしょうか?
そして、ちゃんとあなたが帰ってくることを
わんこに伝える方法はあるのでしょうか?
1.【独りぼっちになると、心拍数・呼吸・コルチゾールといったストレスホルモン濃度も上昇】
犬は群れを好む動物。
基本的に一匹でいることにストレスを感じるという性質があります。
特に小型犬はさみしがりやの傾向が強く、孤独になると大きな不安を感じるようです。
大抵の犬の場合、ストレスが最大に達するのは、独りになってから最初の30分です。しかし、中には飼い主が帰宅するまでずっと強いストレスを感じ続ける犬もいます。
孤独による苦痛を表す最も一般的な指標は、声による抗議と破壊行動であるが、もっと微妙なシグナルもあるんです。
例えば、同じ場所を行ったり来たりするペーシングや過剰な唾液の分泌はストレスのサイン。ストレスを緩和するために、床におしっこをする場合もあります。
しばらくすると犬は飼い主が外出するサインを憶えてしまう。飼い主が鍵を探しながら玄関に向かったり、トイレに行ったりといった行動から、外出する気配を察知し、パニックに陥る。
犬は社会的な動物ですが、置いて行かれる気持ちを直接問いただすことはできないんです。
2.【置き去りにされた寂しさの感じ方は犬によって異なる】
とても寂しがっていたり、退屈に感じていたり、ストレスに強い子もいます。
その一方で、とてもストレスに弱く、分離不安やうつを発症してしまう子もいるのです。
ストレスへの耐性は個体や犬種によっても異なります。
3.【どうすれば、留守番を上手にできるようになるの?】
子犬のころの独りの過ごし方が、成犬になってからもずっと影響します。
さすがに授乳期の留守番は難しいですが、生後3カ月ほどから少しずつトレーニングをしていけば問題なく覚えてくれます。生後3カ月以降に子犬を購入したり譲られたりした場合は、なるべく早くしつけを始めましょう。
・ケージに慣れさせる
まずは、ケージやサークル、または決まった部屋や場所など、子犬にとって居心地のいい場所を用意しましょう。飼い主がいなくても、安心できる環境があることでさみしさが和らぎます。
・視界から消える
子犬をケージの中に入れた状態で部屋から出て、子犬の視界から消えてみます。突然飼い主が見えなくなることで不安になり、鳴くかもしれません。 そこで戻ってしまうと、「鳴けば飼い主が帰ってくる」と誤って学習してしまいます。鳴きやむまで待ってから、子犬の前に現れましょう。こうすることで「飼い主は目の前からいなくなってもちゃんと戻ってくる」と覚えさせるのです。
どうしても鳴きやまないようなら、おもちゃなどを与えて改めて視界から消えてみましょう。おもちゃはボールやコングなど、一匹でも遊べるものを選び、留守番が楽しいことだと認識させるようにします。
・少しずつ時間を増やす
視界から消える時間は10秒程度から始めて、1分、3分、5分と、少しずつ時間を増やしていきます。決して焦らずに、様子を見ながら小刻みに延ばしてください。
一匹でいる状態に慣れてきたら、実際に留守番をさせてみましょう。
ただし、出かける際に、子犬に声をかけて甘やかしてはいけません。
また帰宅後、子犬がじゃれついてきたり吠えたりしていても無視してください。 熱烈な歓迎に思わず応えたくなりますが、「鳴いたり飛びついたりすると褒められる」と覚えさせないようにするため、ここはグッと我慢。 オスワリやマテなどをして、おとなしくなったタイミングでごほうびをあげるようにします。こうすることで、無駄に興奮することも少なくなるでしょう。
子犬のときにべったりしすぎると、分離不安といって、飼い主と離ればなれになることに大きな抵抗を見せるようになります。具体的には過剰に吠えたり、物を壊したり、トイレ以外の場所で粗相したりなどの行為が挙げられます。
かわいいからといって甘やかしすぎると、のちのち留守番のしつけが難しくなります。
あとで苦労しないためにも、子犬のうちから少しずつ一匹で過ごす時間を増やすようにしてください。
トレーニングをしても、長いお留守番は、わんちゃんねこちゃんの負担になってしまい、かわいそうですよね。
最近だと、平日にお仕事をされている男性や、海外出張の多い女性経営者の方も良く利用されています。
急な用事や、旅行の際は是非ご利用してみてくださいね^^