こんにちは!Olive Sitterです。
オッドアイの猫ちゃんとは、左右の目の色が異なる猫ちゃんのことを言います。
まるでキラキラと輝く宝石のような瞳、そしてその貴重さから
「オッドアイの猫は幸福を運ぶ」なんて言われることもあります。
皆様は実際にオッドアイの猫を見たことがありますか?
オッドアイの猫ちゃんは大変貴重です。そして貴重だからこその「特徴」が存在します。
本日は、オッドアイの猫ちゃんに関する秘密の情報をお届けします。
1.オッドアイの猫が生まれる理由は?
どうしてオッドアイの猫が生まれるのでしょうか。
ここではオッドアイの猫が生まれる原因についてご紹介します。
一般的に、オッドアイの猫では、白猫に生まれる確率が高く、約25%ほどと言われています。
品種としては、
- ターキッシュアンゴラ
- ターキッシュバン
- ジャパニーズボブテイル
の三種に多いといわれており、白毛の混じる三毛猫に多くみられることがわかっています。
オッドアイの原因として様々な説がありますが、現在でもその全容は解明されていません。
ますます神秘的ですね。
しかし、オッドアイとなる理由にも2つ、大きく分けられる事項があります。
それは、「先天性」であるか、「後天性」であるかということです。
2.先天性のオッドアイ
先述の通り、白猫のオッドアイが多いとされていますがこの場合は「白猫遺伝子」というものが関係しているようです。
詳しくは下記の段落で紹介します。
3.後天性のオッドアイ
後天性でオッドアイになる場合、大きなけがや病気、事故などで手術をしたことが原因となる場合があるようです。
目の怪我をすると、眼の中のメラニン色素の量が減り、オッドアイになることがあるといわれているそうです。
4.白猫がオッドアイになりやすいのはなぜ?
では、なぜ白猫がオッドアイになりやすいのでしょうか。
1.虹彩異色症は白猫がなりやすい
先ほど述べた「虹彩異色症」」というのが、白猫に発症することが多い遺伝子変異なのです。
2.白猫の目は「青色」が多い
猫の毛色や瞳の色が「メラニン色素」の量によって決まってきます。
白猫が持っている「白色遺伝子」には、メラニン色素を抑制する力があり、
白猫は色素細胞の量が少ない、ということになります。
毛の色と同じで、色素細胞の量が少ないと瞳の色も青くなるのです。目の色素が少ないと、青く見えるのですね。
目の色素量により白猫の目が青くなるということがわかりましたね、そこに何らかの理由があり
「片目にだけ」この色素細胞の欠乏が起こった状態がオッドアイなのです。
白猫自体が希少なので、白猫の中でもオッドアイとなると、本当に少ない確率になります。
5.オッドアイの猫ちゃんの性格は?
白猫オッドアイの性格も気になりますよね。
白猫ちゃんでイメージするのは、上品で優美で、繊細な様子ではありませんか?
実際に、見た目の通り、上品で優美で賢くもあり、デリケートな面もあります。
猫ちゃんには多いですが、ひとりで過ごす時間も大切にしています。
気が強いような印象もありますよね。ただ一方でもちろん個体差がありますので、
甘えん坊さんな猫さんも多いようです。
野生での白猫は、他の猫よりも敵に見つかりやすいので、その分身を守るための賢さがあるともいわれています。
6.オッドアイは短命というけれど、本当?
先ほど述べた通りだと、オッドアイは「虹彩異色症」という病気、というイメージを持ちますよね。
実際にはどうなのでしょうか?
聴覚障害を持っている場合も。
オッドアイの白猫ちゃんには、青い目をしている側の耳に聴覚障害を持っていることが多いといわれています。
飼い主様がいて、安全な室内で飼われている猫ちゃんであれば、聴覚に問題があったとしても
そんなに危険が多くあるということがありません。
しかし、野生の場合はそうはいきません。
片耳が聞こえないと、迫っている敵の気配を感じ取れなかったり、獲物を捕まえることも普通よりも難しくなります。
このようなことが結果としてオッドアイが「短命」と言われる原因になっているようです。
また、野生の場合、白猫であることはとても目立つ存在になります。
緑や茶色などどの場所にいても「白」は目立ってしまいます。そうなると、より多くの敵から狙われてしまう確率が高まります。
上記のような理由での「短命」といわれる説については、
室内で大切に育てていれば、オッドアイだからという理由での寿命の問題はあまり関係のないことかもしれません。
7.オッドアイの猫を飼うときの注意!長生きの秘訣
ここまで述べた通り、オッドアイの猫ちゃんには神秘的な美しさを持つ反面、美しさゆえの弱点ともなりうる点があります。
愛する猫ちゃんにはぜひとも長生きをしてほしいですよね。
飼い主さんにできる注意点を紹介します。
また、飼い主さんが忙しく、つきっきりでお世話をするのが難しい、という状況もあると思います。
そのようなときは、ぜひペットシッターのご利用も検討されてみてはいかがでしょうか?
オッドアイの猫ちゃんのようにデリケートな子でも
獣医師監修Olive Sitterのペットシッターなら
大切に、丁寧に、安全にシッティングをさせていただきます。
詳しくは【Olive Sitterだけの特徴】をご覧くださいね。
1.紫外線に注意
先に述べているように、オッドアイの猫ちゃんは目の色素の量が少ないため瞳がブルーになっています。その分、紫外線にはとても弱いので
直射日光が当たらないように気を付けてください。
日中、よく日の当たるお部屋であれば、カーテンを閉める、などの対応が良いかもしれません。
キャットタワーも窓際でなく、お部屋の内側になるように置いてあげるとよいでしょう。
猫ちゃんのお気に入りのベッドも、窓際を避けてあげるとよいでしょう。
2.危険から遠ざける
こちらも先に述べた通り、オッドアイの場合聴覚障害も持ち合わせている可能性があります。
お外に出してしまえば、車の音がきこえなかったり、自転車の存在に気付かないなど
あらゆる危険と出くわすことになります。
また、綺麗な真っ白な色は天敵からも気づかれやすいです。襲われそうになっても気づけずに、身を守れない可能性もあります。
野生の猫ちゃんたちから敵視されたりしたら危険です。
出来る限りこのようなリスクを避けるためにも、
室内飼いを徹底するようにしましょう。
また室内飼いをしている場合でも、ちょっとしたことに注意が必要です。
玄関のドアを開けた時に脱走する、窓から脱走する、など脱走にも注意をしましょう。
それだけでなく、ドアのすぐ下にいるまま気づかずにドアを勢いよく開けてしまっては危険です。
オッドアイの猫ちゃんが、ドアのすぐそばに人がいることに気づいていないこともあるでしょう。
普段の生活から、ちょっとしたことでも気を付けてあげましょう。
これらは、オッドアイの子に限らず、特に小型犬や小さな猫ちゃんを飼われている人にはぜひ気をつけていただきたいポイントです!
3.のんびりと過ごす
目が悪かったり、耳の聞こえが悪いということは、それだけ不安や緊張感を持つ可能性も高くなります。
びくびくしながら生活を送ることはつらいですよね。
猫ちゃんが安心して過ごせるように、できるだけリラックスしてくつろげる住環境を目指しましょう。
例えば常に車の音が激しくする場所、
他の動物の声がよく聞こえる部屋、など。
できるだけ静かでストレスを溜めないようなゆったりと生活の送れる環境を作ってあげましょう。
猫ちゃん全般に言えることですが、急に近づいたり、嫌いな抱っこを無理矢理したり、大きな声をだすなどは
びっくりさせてしまいます。
ストレスになりますし、その後の性格にも関わってきますので
できるだけ優しく穏やかに、のんびりと愛猫ちゃんとのライフを楽しみましょう!
ご依頼日が未定の場合も、まずはお気軽にご相談ください✨