※本記事は獣医師監修のもと作成しています

「最近、犬の毛が薄くなった気がして不安…」と感じたことはありませんか?
毛が少なく見えると、「これって普通?」「病気かも…?」と心配になりますよね。
日々ご家庭で犬のお世話をしている中で、「抜け毛が急に増えて不安」という相談は多く寄せられます。

犬の毛が抜ける原因は大きく分けて3つ
ここでは、獣医師監修のペットシッターサービス『Olive Sitter(オリーブシッター)』のプロの目線で、よくあるケースと注意が必要なケースをわかりやすく解説します。

 

犬の毛が抜けるのがひどい主な原因

犬の抜け毛は、主に以下の3つの原因に分けられます。

1. 換毛期による抜け毛(最も多い原因)

春・秋に毛が生え変わることで、一時的に大量の抜け毛が発生します。

  • 全身から均一に抜け、皮膚に異常はなし

  • ダブルコートの犬種は特にアンダーコートが一気に抜ける

犬の換毛期について詳しくはこちら

2. ストレスによる抜け毛

長時間の留守番、生活環境の変化、運動不足などが原因になることがあります。

特徴:

部分的に毛が抜ける / 同じ場所を舐める / 落ち着きがない

3. 病気による抜け毛(注意が必要)

病気が原因の場合(皮膚炎・ダニ・ホルモン異常など)のほか、
関節炎などの痛みによって体を気にして舐め続けることで脱毛が起こるケースもあります。

特徴:

一部だけ毛が抜ける / 赤み・フケ ・かゆみがある

これらの場合は、早めに動物病院を受診しましょう。
また、かゆみを伴わない脱毛ほど、大きな病気が隠れている可能性もあるため注意が必要です。

犬の抜け毛対策|原因別チェックリスト

換毛期の対策

・ブラッシング(週2回〜毎日、毛流れに沿ってやさしく)
・定期的なシャンプー(週1〜2回が目安)
・室内環境の温度・湿度管理

抜ける毛をためないことが最も重要です。

ストレスによる対策

・遊びや触れ合いの時間を確保(5分でもOK)
・生活リズムを整える(ごはん・散歩の時間を一定に)
・安心できる居場所を作る(ベッドやクッションなど)

日常ケアでできること

・栄養バランスの良い食事
・皮膚の保湿ケア(ブラッシング後の保湿スプレーがおすすめ)
・室内環境の見直し(湿度管理・静電気対策)
・定期的な被毛チェック(毛の抜け方や皮膚の異常を確認)

“皮膚と環境”を整えることで、抜け毛は大きく変わります

やってはいけないNGケア3つ

犬の抜け毛対策では、やり方を間違えると逆効果になってしまうこともあります。
特に注意したいのは以下の3つのポイントです。

1.シャンプーのしすぎ

頻繁にシャンプーをすると皮脂が落ちすぎて皮膚が乾燥し、毛根が弱まります。
→換毛期でも月1〜2回程度が目安です。

2.強すぎるブラッシング

力を入れすぎると皮膚を傷めたり、毛穴が炎症を起こすことがあります。
→軽く毛流れに沿って梳かす程度にしましょう。

3.抜け毛の放置

放置すると毛が絡まって毛玉になったり、床や家具に毛が溜まって不衛生になるだけでなく、犬もかゆみやストレスを感じやすくなります。
→こまめにブラッシングや掃除を行いましょう。

💡ポイント
犬の皮膚や被毛はデリケートです。抜け毛対策は「やさしく・無理なく・定期的」に行うことが大切です。

抜け毛がひどくなる“見落としがちな2つの原因”

ここからは、実際の現場でもよく見られる、見落とされやすい2つの原因について解説します。

1.皮膚の状態:保湿と栄養が鍵

実は、抜け毛量を大きく左右するのが皮膚のバリア機能です。

皮膚が乾燥すると毛根が弱まり、
結果として毛が抜けやすくなります。

また、以下の栄養素も重要です。

・オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)
ビタミンE

これらは皮膚の炎症を抑え、細胞膜を健康に保つ働きがあり、毛根のダメージ予防や健やかな被毛の維持に役立ちます。
ただし、過剰に摂取すると下痢や体調不良を引き起こす可能性もあるため、適切な給与量を守ることが大切です。

💡獣医師 コメント
「抜け毛は体調や環境を映す鏡です。その子その子に合わせた適切なシャンプー頻度と保湿でバリア機能を守りながら、内側からも栄養を整えましょう。ブラッシングは異変に気付く大切な時間。痒みや左右対称の脱毛がないか優しく確認をしましょう。

2.環境要因:湿度・静電気・換気

室内環境も、抜け毛に大きく影響します。
特に湿度が低いと、毛や皮膚が乾燥しやすく、静電気が発生しやすくなります。
その結果、被毛が絡まりやすくなったり、抜け毛が増えることがあります。

▼ 低湿度が引き起こす抜け毛のリスク:

✅ 湿度40%以下→静電気が発生しやすい

✅ 被毛が絡みやすくなる

✅ 抜け毛の引き金になる

▼ 対策:

✅加湿器の使用
✅空気清浄
✅除電ブラシ
✅保湿スプレー

こうした対策で、体感レベルで抜け毛が減ることもあります。

💡オリーブシッター現場スタッフのコメント
「換毛期の抜け毛は、皮膚の乾燥が影響することもあります。

ブラッシング後に軽く保湿スプレーを使うと、被毛と皮膚のコンディションを整えやすくなります。」
 

愛犬のケアを無理なく続けるために

ワンランク上のペットシッターサービス

「抜け毛対策をしたいけれど、毎日のケアまで手が回らない…」

共働きや多忙な生活では毎日のケアが難しいことも。そんな場合は、定期的にペットシッターを利用する選択肢もあります。

獣医監修のペットシッターサービス「オリーブシッター」では

ブラッシングによる抜け毛ケア
・散歩や遊びの代行
・食事・健康管理
・ストレスサインのチェック

…など、日常ケアをプロがワンランク上のサポートでお手伝いいたします。
愛犬にも飼い主様にも負担の少ない方法を選べます。

まとめ|犬の毛が抜ける原因を正しく理解しよう

安心安全への取り組み

いかがでしたでしょうか。
犬の毛が抜けるのは、自然な換毛期によるものだけでなく、病気や栄養不足、ストレスなども原因になります。
日常では、ブラッシングや食事管理、運動、生活リズムの安定が抜け毛対策に効果的です。

忙しくてケアが難しい場合は、獣医師監修のOlive Sitter(オリーブシッター)の散歩・遊び代行や食事・健康チェックを活用するのも安心です。

まずは簡単なカウンセリングから、お気軽にお問い合わせください。

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著者プロフィール

獣医師

ノートル往診動物病院
高野瀬 一祐 先生

獣医師 沖縄美ら海水族館にて海洋動物の健康管理・飼育業務に従事。その後、動物病院にて小動物の一次診療および救急対応に携わり、臨床現場での幅広い経験を積む。獣医学教育を専門とする企業にて、獣医療人材の育成および教育支援にも従事。