監修:オリーブシッター顧問獣医師 高野瀬一祐

帰ったらうんちまみれになっていないかな…。


起き上がれずにもがいていないかな…。

シニアの愛犬をひとりでお留守番させるとき、こんな不安を感じる飼い主さんも多いのではないでしょうか。

年齢を重ねると、排泄や歩行、体温調節などに変化が現れ、これまで問題なくできていた留守番が難しくなることがあります。
仕事や通院などで家を空けるとき、何時間なら留守番させても大丈夫なのか、悩む方も少なくありません。

この記事では、老犬の留守番時間の目安や、排泄・転倒・夜鳴きなどのトラブルと対策、ひとりにしないほうがよいサインについて、オリーブシッター顧問獣医師・高野瀬一祐氏の監修のもと解説します。

『Olive Sitter(オリーブシッター)』は、業界初、獣医師監修のもとワンランク上のサービスを提供するペットシッターサービスです。
シニア犬や介護が必要なワンちゃんのお世話にも対応しています。

老犬の留守番は何時間まで?

目安は4〜5時間

健康な成犬なら、留守番は半日(8時間前後)までが一般的な目安です。
一方、シニア期の老犬は4〜5時間を目安に考えてください。

年をとると、次のような理由で長い時間ひとりで過ごすことが難しくなります。

  • ● 膀胱の筋力が落ち、おしっこを長く我慢できない
  • ● 体温調節がうまくできず、室温の変化に弱くなる
  • ● 足腰が弱り、転んだり起き上がれなくなったりする
  • ● 認知機能が低下し、不安から鳴いたり歩き回ったりする

時間より「その子の状態」で判断する

4〜5時間はあくまで目安です。
同じ12歳でも、元気に散歩できる子と、寝たきりで介護が必要な子とでは、ひとりで過ごせる時間がまったく違います。

排泄の失敗が増えた、ひとりで起き上がれない日がある、夜鳴きが始まった。
こうした変化が見えたら、留守番の時間を短くするか、途中で誰かに様子を見てもらう方法を考えましょう。

> あわせて読みたい犬の平均寿命は何歳?犬種別ランキングと長生きのためにできること›

【獣医師からのアドバイス①】老犬の留守番時間を判断するときに見てほしいポイント

高野瀬一祐先生 オリーブシッター顧問獣医師 高野瀬一祐先生

老犬の留守番可否は、日頃の観察に基づいた総合判断が必要です。

特に「自力排泄や体位変換の可否」「足腰の揺れや徘徊の有無」「直近の食欲や飲水量」「持病(持参薬)の管理状態」の4点は必須チェック項目です。少しでも不安がある場合は無理をさせず、様子見やプロの預かり・シッターの活用を検討しましょう。

老犬の留守番で起きやすい4つのトラブル

1

排泄対策:トイレの配置とおむつ

トイレは寝床のすぐそばに置き、数歩で届くようにします。
サークルの床一面にペットシーツを敷いておけば、どこで排泄しても汚れを最小限に抑えられます。

寝たまま排泄してしまう子には、犬用おむつが役立ちます。

注意

長時間つけっぱなしにすると蒸れて皮膚トラブルの原因になります。
出かける直前に排泄をすませ、おむつは清潔なものに交換しておきましょう。

2

転倒と寝たきりへの対策:床とサークル

フローリングには滑り止めのマットやカーペットを敷きます。
行動範囲をサークルで区切ると、家具のすき間にはまる事故や、段差からの転落を防げます。
サークルの内側にクッションを立てかけておくと、ぶつかってもけがをしにくくなります。

寝たきりの子には、体圧を分散する介護用マットを用意し、床ずれを防ぎましょう。

3

水分と室温の管理

水入れは寝床のそばに複数置き、倒れにくい重さのあるものを選びます。
自分で飲むのが難しい子は、出かける前にしっかり水分をとらせ、ウェットフードで水分を補うのも一つの方法です。

室温はエアコンで一定に保ちます。

夏 25〜26℃ 冬 22〜23℃

停電やエアコンの故障に備え、暑い時期は冷却マット、寒い時期はブランケットも用意しておくと安心です。

4

ペットカメラで様子を見守る

ペットカメラがあれば、外出先からスマホで様子を確認できます。
鳴き声やもがく姿に早く気づけるため、必要なら予定を切り上げて帰る判断もしやすくなります。

注意

カメラは見守ることしかできません。
異変に気づいても、その場で体を起こしたり、汚れを拭いたりはできない点は理解しておきましょう。

トラブル別・留守番前にできる対策

1

排泄対策:トイレの配置とおむつ

トイレは寝床のすぐそばに置き、数歩で届くようにします。
サークルの床一面にペットシーツを敷いておけば、どこで排泄しても汚れを最小限に抑えられます。

寝たまま排泄してしまう子には、犬用おむつが役立ちます。

ただし、長時間つけっぱなしにすると蒸れて皮膚トラブルの原因になります。
出かける直前に排泄をすませ、おむつは清潔なものに交換しておきましょう。

2

転倒と寝たきりへの対策:床とサークル

フローリングには滑り止めのマットやカーペットを敷きます。
行動範囲をサークルで区切ると、家具のすき間にはまる事故や、段差からの転落を防げます。
サークルの内側にクッションを立てかけておくと、ぶつかってもけがをしにくくなります。

ただし、長時間入れっぱなしにすると体を動かせず負担になるため、使うのは留守番中など必要な時間だけにしましょう。

寝たきりの子には、体圧を分散する介護用マットを用意し、床ずれを防ぎましょう。

3

水分と室温の管理

水入れは寝床のそばに複数置き、倒れにくい重さのあるものを選びます。
自分で飲むのが難しい子は、出かける前にしっかり水分をとらせ、ウェットフードで水分を補うのも一つの方法です。

室温はエアコンで一定に保ちます。目安は夏25〜26℃、冬22〜23℃程度です。
停電やエアコンの故障に備え、暑い時期は冷却マット、寒い時期はブランケットも用意しておくと安心です。

4

ペットカメラで様子を見守る

ペットカメラがあれば、外出先からスマホで様子を確認できます。
鳴き声やもがく姿に早く気づけるため、必要なら予定を切り上げて帰る判断もしやすくなります。

ただし、カメラは見守ることしかできません。
異変に気づいても、その場で体を起こしたり、汚れを拭いたりはできない点は理解しておきましょう。

> あわせて読みたい【獣医師監修】犬の長時間留守番の限界は?放置のリスクと安全な環境づくり›

【獣医師からのアドバイス②】おむつやサークルを使うときの注意点

高野瀬一祐先生 オリーブシッター顧問獣医師 高野瀬一祐先生

おむつは尿や便の長時間放置による皮膚炎(おむつかぶれ)や尿路感染症リスクを高めるため、頻繁な交換と清拭による清潔保持が不可欠です。

サークル内では可動域が制限され、関節の強張増や立ち上がり時の負担が増すほか、硬い床での寝たきりは床ずれ(褥瘡)の原因となります。クッション性の高いマットを取り入れ、様子を観察しながら安全な環境を整えましょう。

こんなときはひとりにしないで

次のような状態のときは、短い時間でもワンちゃんをひとりにするのは避けてください。
外出を延期するか、誰かにそばにいてもらう方法を選びましょう。

  • ● 半日以上ごはんを食べない、水を飲まない
  • ● 嘔吐や下痢が続いている
  • ● てんかんなどの発作がある、または最近起きた
  • ● 手術や処置を受けたばかり
  • ● 呼吸が荒い、ぐったりしている
  • ● 体温が高い、または体が冷たい

こうしたサインがあるときは、留守番どころか早めの受診が必要なこともあります。
迷ったら、まずかかりつけの動物病院に相談してください。

【獣医師からのアドバイス③】留守番より受診を優先してほしいサイン

高野瀬一祐先生 オリーブシッター顧問獣医師 高野瀬一祐先生

老犬の急激な変化や特定症状(呼吸促迫、連続する嘔吐、激しい麻痺や痛がり方、意識障害)は数分〜数時間で命に関わることもあるため、留守番ではなく即座の受診を優先します。

判断に迷う際は「昨日と比べた食欲・活気の変化」「呼吸のリズム」を指標にし、迷ったら自己判断せず動物病院へ事前相談してください。

長時間の外出はプロに任せるという選択

ペットホテル・老犬ホーム・ペットシッターの比較

4〜5時間を超える外出や、泊まりがけの予定があるときは、プロの手を借りるのが安心です。
主な選択肢は3つあります。

ペットホテル老犬ホームペットシッター
お世話の場所施設施設自宅
利用期間1日〜数日長期・終身が中心数時間〜数日
環境の変化大きい大きいほとんどない
介護への対応施設による対応シッターによる
向いているケース元気なシニア犬の短期の預け在宅での介護が難しい場合住み慣れた家で過ごさせたい場合
> あわせて読みたいペットホテルとペットシッター、どちらを選ぶべき?›

住み慣れた家で過ごせるシッターが老犬に向いている理由

犬の幼稚園まで見守りと付き添い送迎|ペットシッター

老犬にとって、知らない場所や知らない犬の気配は大きなストレスです。
ペットホテルに預けたことで、食欲が落ちたり、帰宅後に体調を崩したりする子もいます。

ペットシッターなら、いつもの寝床、いつものにおいの中で過ごせます。

ごはんや排泄のケア、体の向きを変える介助まで、その子の生活リズムを崩さずにお世話できます。
「1日2回、数時間おきに様子を見に来てほしい」といった依頼ができるのも、自宅訪問ならではです。

ただし、老犬のお世話には介護の知識と経験が欠かせません。

シッターを選ぶときは、シニア犬の対応実績や、体調の急変に備えた体制があるかを確認しましょう。

投薬が必要な子の場合は、投薬に対応しているかも事前に確認が必要です。

> あわせて読みたいペットシッターの料金相場|1回・2泊3日・1週間の総額をシミュレーションで解説›

老犬のお世話は、獣医師監修の『オリーブシッター』へ

オリーブシッターは、顧問獣医師の監修のもと、シニア犬・介護が必要なワンちゃんのお世話をご自宅で行います。
排泄ケアや体位変換、健康チェックまで、その子に合わせて丁寧に対応します。
投薬が必要なワンちゃんには「メディカルシッティングプラン」でお応えします。
東京・横浜・埼玉・船橋・札幌エリアに対応しています。

投薬・持病のあるワンちゃんに メディカルシッティングプランを見る ▶ ▶ 料金・プランを見る ▶ サービス内容を見る LINE公式アカウント お友達登録特典あり クーポン配布中

よくある質問

Q 老犬は何時間なら留守番できますか?

A 4〜5時間が目安です。ただし、排泄の失敗が多い子や寝たきりの子は、もっと短い時間でも心配が残ります。その子の状態に合わせて判断してください。

Q 仕事の日は、みんなどうしているのですか?

A 昼休みに一度帰宅する、家族で時間をずらして出勤する、ペットシッターに昼間の訪問を頼む、といった方法がよく選ばれています。毎週決まった曜日に来てもらう定期利用もできます。

Q 留守番中に途中で様子を見に来てもらえますか?

A ペットシッターなら、外出中の数時間おきの訪問を依頼できます。排泄の片づけや水分補給、体勢を整える介助など、留守番中に必要なお世話をまとめて任せられます。

Q 起き上がれない老犬を留守番させても大丈夫ですか?

A 短時間なら、介護用マットやクッションで体勢を支え、床ずれ対策をしたうえで留守番は可能です。ただし、もがいて体力を消耗したり、嘔吐物で窒息したりする危険もあります。長時間になる日は、誰かに様子を見てもらいましょう。

お客様の声

「昨年愛犬が病気にかかり、シニアでもあるので、お留守番をさせるときには、誰かに見守っていてほしいなと思いペットシッターを探しました。仕事柄急な会食や出張が入ることが多いのですが、何とか調整してくださり、必ず希望の時間にスタッフの方が来てくださります。」

経営者 M様/ごはん・おむつ交換・お薬あげなど、月20回ご利用

▶ ほかのお客様の声を見る

まとめ|ひとりで抱え込まず、安心できる留守番を

老犬の留守番は、時間だけでなく、その子の体調や生活リズムに合わせて考えることが大切です。
少しでも不安があるときや、長時間の外出が必要なときは、ひとりで抱え込まずプロの手を借りることも選択肢のひとつ。

『Olive Sitter(オリーブシッター)』は、獣医師監修のもと、ワンランク上のサービスで愛犬と飼い主様の毎日をサポートします。

まずはLINEで気軽にご相談ください

初回限定

LINE友だち登録で
初回カウンセリング1,000円OFFクーポンをお届け

老犬のお世話内容や料金のご相談もお気軽にどうぞ。

関連記事


著者プロフィール

獣医師

オリーブシッター顧問
高野瀬 一祐 先生

動物病院にて小動物の一次診療・救急医療に従事した後、往診動物病院にて在宅診療を中心に、高齢動物や介護が必要なペットの診療、終末期ケアなど幅広い症例を経験。 また、獣医学教育を専門とする企業では、獣医療従事者の教育・人材育成にも携わり、臨床・教育の両面から獣医療の発展に貢献。 現在はオリーブシッター顧問獣医師として、シッターへの専門的な指導・監修を行い、シニア・介護・医療的ケアが必要なペットとご家族が安心して在宅で過ごせる環境づくりをサポートしている。